住宅展示場を見学した感想

  • 家を買うことに興味があるんだけど、住宅展示場って役に立つのかな?
  • 見て回るコツとかある?
  • 押さえておいた方がいいポイントは?

家の購入に興味がある人は一度は住宅展示場の見学を考えると思います。住宅展示場は何回行っても構わないものですが、できれば効率よく回りたいのではないでしょうか。

我が家では家の建築を決める前に近隣3か所の展示場を回りました。

■本記事のテーマ

住宅展示場の見学に興味ある人に向けて、体験談とぶっちゃけた感想を提供します。

我が家による個人的な意見が中心になりますが、どうぞお読みください。
※2分くらいで読めます。

住宅展示場見学の感想

・手順

展示場は見るだけなら特に予約はいりません。営業時間に行って見たい家にふらりと入りましょう。手の空いている営業担当者が案内や説明をしてくれます。住所や電話番号やいつ家を建てる予定かなどのアンケートの記入を求められますが、書かなくても別に構いません。案内は営業任せにしていると時間が掛かりますので、一日にたくさんの家を見たい場合は最初にそれを伝えて自分の予定を守りましょう。気になる家は後でまた見てもいいです。

・託児所があると楽

当時我が家は5歳児と0歳児の二人の子供を抱えていたので、子連れで展示場を回るのは地味にしんどかったです。上の子はちっともじっとしてないしすぐに飽きるしソファーの上で飛び跳ねたりします。下の子は眠くて泣いたり空腹で泣いたりウンチして泣いたりします。訪れた中のひとつの展示場には託児所があったので助かりました。1日2時間だけでしたがその間は集中して見学できました。

・名前も知らなかったハウスメーカーとの出会いがある

それまで知っているハウスメーカーといえば、テレビCMをよく流している積水ハウス、セキスイハイム、ヘーベルハウスくらいでした。でも展示場に行くと20社以上も展示があります。そのほとんどが知らない会社でした。知名度がないから悪い会社というわけでは全然ありません。実際、私が惹かれたのはそれまで知らなかったメーカーの家でした。

・営業の質

率直な感想を言うと、若い営業は頼りないです。はっきり言って自社製品の特長も分かってない感じですし説明下手です。話を聞いてて納得感も低い。でもいい営業に当たるかどうかは運の要素が強いです。自分たちが入った時にたまたまトップ営業が対応してくれれば幸運です。そうなるとは限りませんので、営業さんからの情報はあまり期待しないでネットで調べられることはネットで調べておくのがよいです。営業さんから名刺をもらえるので、気になる点は後からメールで聞くこともできます。

・ハウスメーカーへの質問

そのハウスメーカーの特色をゼロから聞きたい場合は、いきなり住宅性能とかの話をしてもそれが得意な会社は限られているので、「そちらで家を建築されたお客さんはそちらのどの部分に魅力を感じて決めたんですか」といった感じで聞くとよいと思います。『全体的な家の雰囲気が気に入られて』とか『気密性断熱性』だとかそのハウスメーカーの得意な部分を教えてくれるでしょう。でもその部分が本当に優れているかは他社との比較もして判断します。

・展示住宅で参考になるもの

住宅設備の実物は参考になります。キッチンの実物とか柱の実物とか和室の実物とか建具の実物とか。窓がどれくらい大きくできるのかとか屋上ができるのかとか。 実際に触って確かめられるのがよいです。あとは全体的なそのハウスメーカーの雰囲気を感じることができます。直感的によいと思えるかも重要かもしれません。

・展示住宅で参考にならないもの

間取りは実際に住む用の間取りになっていないので参考になりません。インテリアもいい物が入っているので予算オーバーかもしれません。その辺は入居者宅訪問や入居前内覧会に行ったほうが実際に人が住む住宅を見られるのでよく分かると思います。

・注意点をいくつか

たくさん家を見ると、どこで何を見たか忘れます。私も覚えてません。メモや写真で記録を取ることをおすすめします。

見積がほしいと思うかもしれませんが、サクッと出してくれるメーカーと時間が経っても全然出てこないメーカーがあります。

展示場は大手ハウスメーカーが多いです。小規模工務店はないのでそちらにも興味がある場合は別途情報を探す必要があります。

展示場には家がたくさんあるので一日で全部は回れません。あらかじめどれを見るか、ある程度は決めて行ったほうがよいです。

・見終わった後

営業の人は『期間限定キャンペーン』などをネタに契約を急がせようとしますが、急ぐ必要はありません。いつでも何かしらのキャンペーンはやっているものです。

さらに興味があれば入居者宅訪問や完成内覧会などができないか聞いてみましょう。

今回は以上です。
家選びは一生の大決断で悩みますね。使えるものは何でも使って情報を得られるといいのではないかと思います。

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