一条工務店からの間取り【新築一戸建て】その2~吹き抜けのある間取り

一条工務店からもらった間取り【その2】について紹介します。

この間取りは、私の吹き抜けへの憧れから、「我が家にも吹き抜けを付けたい!」と希望して作ってもらった間取りです。

部屋数や坪数への要望はその1と変わらず、4LDK+書斎+ウォークインクローゼット、30坪~35坪という条件になっています。

また、前回の間取りの改善希望として、土間収納や6畳和室を伝えてありました。

それらを踏まえた間取りになっています。

決して広くない建坪にいろいろ要望を詰め込んだので、どのような間取りになるのかドキドキして待ちました。

結果として、一応破綻なく家として成り立っていますが、吹き抜けを付けたことで他のところにしわ寄せが行った感じになりました。

どういうことか、実際の間取りを見ながら説明します。

一条工務店からの間取り【その2】吹き抜け付き

まず全体の間取りを示します。

1階から。

次に2階です。

リビングの上3分の2くらいが吹き抜けになっていますね。

1階の構成は、玄関、LDK、和室、洗面脱衣所、浴室、トイレとなっています。

2階の構成は主寝室、子供部屋×2、書斎、ウォークインクローゼット、トイレとなっています。

また、2階にはセカンド洗面台が追加されています。

それでは、パーツごとに見ていきましょう。

玄関

上り框が斜めになっています。玄関は横幅がある方が広く見えるので、広く見せるという意味ではよい感じです。大人が二人横にならんでも余裕をもって靴の脱ぎ履きができるでしょう。

希望していた土間収納も付いています。玄関の収納力は上がりました。

懸念点は、窓がないので暗い玄関になりそうなことと、ホールが曲がりくねっていてスペースが無駄な感じがします。

玄関に壁がたくさんあるので、絵を飾ったりしてオシャレ感を出すのにはよいと思います。壁がないとそういうのは難しいかも。

LDK

LDKは16.5畳となりました。部屋の角に階段と吹き抜けがあります。吹き抜けによって明るく開放的なリビングになったと思います。

ただし、階段に場所を取られて少し狭くなった印象です。上下方向の解放感を取るか横幅の解放感を取るか難しい問題です。

また、階段がこの位置に来たことでダイニングが使いにくくなっています。この位置にテーブルを置くと通行の邪魔になりそうです。かといってもっと奥にテーブルを置こうにも階段が邪魔になります。

また、2階と行き来するのに常にテレビの前を通らなければならないのもテレビを見てる人には鬱陶しいかもしれません。

恐らくキッチンからの眺めもそれほどよくないんじゃないでしょうか...。

吹き抜けはできましたがLDKの使い勝手は下がったと思います。

和室

要望だった和室の6畳化がなされています。しかし収納は減ってしまいました。

また、我が家には仏間が必須ですが、それもなくなってしまいました。これは問題です。

また、窓が東側1面のみとなっています。この窓の外はお隣の家が建っています。実はこの面の1階窓は隣家があるため光があまり差し込みません。

距離は2 mほど離れていますが、2階建ての家に挟まれていると側面からも光がよく入るというわけにはいかないようです。この部屋は暗い和室になってしまいそうです。

洗面所・浴室

前回と比べて洗面所と浴室は0.25坪ずつ狭くなりました。とはいえこれが標準的な大きさなので問題というわけではありません。ただ、洗面所や浴室は広いほうが気分がよいです。

私としては浴室だけでも1.25坪タイプにしたいところです。

・1階まとめ

1階については、吹き抜けや6畳和室、土間収納などの要望は盛り込まれましたが、その他のところにしわ寄せが行って全体的に使いにくい間取りになったように思います。

続いて2階です。

2階ホール

この部分は階段を上がった吹き抜けを見晴らす部分と各寝室へ向かう細長い通路部になります。吹き抜け部分の見晴らしはよさそうです。

さらに、妻の希望により2階洗面台を設置してあります。これがあると2階で顔を洗ったり水を飲んだりできるので便利です。

懸念点は、トイレのドアを開けると通路がふさがって通りにくくなりそうなのと、寝室へ向かう1マスの通路はやはり狭く感じるだろうということです。

2階洗面台を諦めてその分トイレを広くした方がよいような気がします。そうすればトイレの扉も引き戸にすることができます。

主寝室・バルコニー・ウォークイン・書斎

主寝室の広さは変わらず6畳です。変わったのは書斎が主寝室の奥からアクセスするようになったのと、ロスガードが主寝室に面して設置されました。

ロスガードについては宿泊体験で多少音が気になったので、寝室に直付けすることには抵抗があります。

また、収納や出入り口を含めると寝室に5つの扉があることになり、これはかなり変な感じがすると思います。扉だらけの寝室です。

また、バルコニーは主寝室のみから到達可能で、布団を干すのには大変かもしれません。また、洗濯機からも遠いです。このバルコニーに洗濯物を干すとするとだいぶ行き来が大変です。

ウォークインが広くなったのはグッドポイントです。

書斎は…前より狭くなりました。残してもらえただけよいでしょうか...。

子供部屋×2

子供部屋は両方とも北側になりました。広さは変わらずです。

実はその点は悪くないと思っていて、北側の方が隣家の庭を挟んで建物まで距離があるので光が入りやすかったりします。

強い日差しが照り付けることもないので居住空間としては安定しています。

・2階まとめ

2階については、部屋を直接くっつけず収納などで分ける、というのはそれなりに達成されています。ただ、それは安眠のための静けさを得るためだったので、ロスガードが寝室にやって来たのは問題です。

また、バルコニーも狭くて遠いため、布団干しや洗濯物干しをどうするか悩みます。無理やり吹き抜けを付けたためにここでもひずみが生じている感じがありますね。

まとめ

一条工務店からの2番目の間取りについて紹介しました。

私が吹き抜けのある家に憧れていたので営業さんにそれを伝えて間取りを作成してもらいました。

その結果、吹き抜け部の解放感はたしかによさそうですが、その他の部分の使い勝手が悪くなってしまった感じがします。

そして実は、このあと入居者宅訪問で、吹き抜けのあるお宅を見学させてもらいました。

実際に吹き抜けを体感してみると、上から下の階を見下ろすと結構落差を感じます。

はい、私は高いところが苦手です。

なら吹き抜け作るなよ、という話ですが、今まで下からしか見てなかったので分からなかったのです。

やってよかった入居者宅訪問。

結論として、無理に吹き抜け作らなくてもいいかな、という気分になりました。それをまた営業さんに伝えることになります。

間取りの悩みはまだまだ続きますが、今回は以上です。
それでは。

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