一条工務店での家作りの流れ~相談開始から引き渡しまで

こんにちは、うさぎ家夫です。ここでは、一条工務店での家作りの流れについておさらいします。

  • 家ができるまでどれくらいの期間が必要なんだろう...?
  • どんな流れでどんな手順を踏むのかな?

そういった疑問にお答えします。

私も家を建てる前は漠然と、家が建つまでは1年くらいかかるのかな?と思っていました。実際、我が家では相談から引き渡しまで約1年でした。

でも後から振り返ると、1年というのはかなり駆け足で余裕のないスケジュールだったと思います。じっくり進めようと思うともっとかかると思います。

ただ、売る側としてはサクサク進んだ方が効率がよいので早く進めたがるでしょう。そこは自分を確かに持って流されないようにしなければいけないと思います。

それでは、実際にうさぎ家がたどったスケジュールをもとに見ていきましょう。

実際の家建築の流れ【一条工務店】

これが我が家の建築スケジュールです。

これは契約するころの見通しなので、実際は少しこれとはずれているところもあります。

我が家が最初に一条工務店にコンタクトを取ったのは前の年の12月あたりでしたので、それからちょうど1年ほどで引き渡しになっています。

それでは各項目を見てみましょう。

建築相談【前年12月】

我が家は近所の住宅展示場をふらっと見に行きました。その展示ハウスのひとつが一条工務店で。最初は数あるハウスメーカーのひとつという扱いでしたね。

というか、展示場で見て初めて一条工務店の存在を知りました。たいがいの人はそうかもしれないです。「一条工務店はテレビCMやってないので」「広告宣伝費をかけないぶん安いんです!」と営業さんも熱く語っておりました。

そこから家作りのアンケートに答えたり、モデルハウスを見たり、建築途中の家を見せてもらったりと情報収集が始まります。

入居者宅訪問や住まいの体験会、宿泊体験なんかもすることができます。このへんは時期的には特に決まってなくて、我が家は住まいの体験会と宿泊体験は契約後の間取り打合せの最中に行いました。

見積書【2月中旬】

営業さんに頼むと参考間取りと一緒に見積書を出してくれます。

一条工務店の坪単価は施工面積で決まっていて、家の形が変わっても施工面積が同じなら価格は同じです。これは分かりやすくてナイスでしたね。

また、値引きがないのも私としてはよかったです。値引き交渉に無駄な時間を取られなくてよい。

交渉がうまい人が得をする、みたいなのはなんか納得できません。明朗会計でみんな同じのほうが気分的にすきっりします。

そんなところも一条工務店に対して好感が持てました。

我が家が一条工務店に決めるまでには多少いきさつがあったので、実際の見積をもらったのは最初の相談から何か月か経ってからでした。

仮契約【2月下旬】

一条工務店で家作りに向けて具体的な作業を進めるには【仮契約】を行います。作業というのは地盤調査や敷地調査のことですね。また、仮契約をすることで坪単価がその時点の物に固定されます。

一条工務店の坪単価は年々上がっているので、営業さんからは「もしかしたら来月上がるかもしれません」などと言われます。正直焦りますが、はったりかもしれませんのであまり気にしてもしかたありません。

また、一条工務店の床冷房システムである「さらぽか」は、地域ごとに建てられる割り当て数に限りがあるようで、さらぽかを考えている場合はここで枠を押さえてもらう必要も出てきます。希望する場合は早めに営業さんに言っといたほうがよいかもしれません。

本契約【3月中旬】

仮契約後に地盤調査やら敷地調査やら行い土地の正確な形状や境界線の状況、盛り土や擁壁などの確認が進みます。

それから、仮契約時の見積と資金計画をもとに銀行に住宅ローン申請を行って、無事審査が通ればいよいよ一条工務店と一緒に家作りをすると決める【本契約】です。

仮契約の時は契約書もペラペラの書類数枚でしたが、本契約時はもっと細かい内容がびっちり書いてある契約書にサインします。説明時間も長いです。いよいよ家を建てるのだなぁという気持ちが高まります。

仮契約までは、「あ、やっぱりやめます」と気軽に言えそうですが、本契約は本気な感じですね。

間取りや見積も仮契約時からバージョンアップされたより実際に近いものになっています。

打合わせ【4月初旬~5月下旬】

間取りの打合わせです。家作りで一番楽しいところかもしれません。

我が家ではこの時期に宿泊体験や住まいの体験会に参加しました。住宅設備の実際を見比べられてとても参考になりました。

間取りについては2か月間で8回の打合わせです。しかも最初の回は建築士の人と顔合わせや設計の契約などで時間がつぶれ、最終回はほぼ着手承諾の手続きだったので実際に話ができたのは7回半くらいです。

それで部屋の配置からオプションから壁紙から電気や照明まで決めたので、正直駆け足だったと思います。じっくりやるなら間取り打合わせに半年かけるくらいがよいかもです。

でも我が家の場合、「遅れると『さらぽか』の次の枠まで着工が飛ぶことになるので、何か月も先になります」と言われていたので、もう無理やりにでも間取りを仕上げました。

楽しいより忙しい、あわただしい期間でしたね。

最終仕様確認と着手承諾【5月下旬】

着手承諾後の変更は難しいので念入りに確認しましょう。

そして着手承諾から実際の着工まで3か月程度時間が掛かりますが、この間に資材の調達やら建築申請やらあるようで、ここの期間短縮はできないみたいです。

この間に施主がやることと言えば銀行に行って住宅ローンの手続きをすることです。実際、すぐに着手金を入金することになります。

一条の営業さんから「〇月〇日までに着手金のお振込みをお願いいたします」みたいな連絡が来ますので、それまでに住宅ローンの手続きを済ませます。

我が家の場合は銀行との段取りも一条の営業さんがやってくれましたので楽でした。

一条工務店への支払いは、3回に分けて着手金、上棟金、最終金でそれぞれ大体3分の1、3分の1、3分の1です。

着工【8月上旬】

着工してもまだ家の形は見えません。最初は水道配管工事やコンクリートの基礎作りです。これに1か月くらいかかります。

また、我が家は7月半ばのむちゃくちゃ暑い時期に地鎮祭をやりました。カンカン照りのなか夫婦二人と営業さん、監督さん、神主さんとで1時間くらいかけて行いました。汗だくです。

無事に家が建った今となってはいい思い出ですが。

また、基礎コンクリートはやはり8月下旬の暑い時期に打設されました。

コンクリートを打つ時期は暑くても寒くてもよくないみたいで、暑いと表面ばっかり乾燥して脆くなるらしいです。

そうは言っても自分ではどうしようもないので仕方ありません。一条の基礎コンクリートは強度の強い物を使っているので、長持ちしてくれることを期待します。

上棟~内外装仕上げ【8月下旬~12月上旬】

上棟では壁が宙を舞います。屋根ができるところまでが上棟ですね。

一条工務店の場合、3日で屋根までできます。ここは見所の一つです。フィリピンから上棟チームがやって来て作業します。

上棟が終わると外側はほぼ出来上がっていて家の形になっています。外から見るともう住めそうですが、内部は木材がむき出しでまだまだな感じです。

ここから何か月かかけて住宅設備や床暖房パネルや石膏ボードや壁紙などを仕上げていきます。

外壁が一瞬だった分、内装の作業はなかなか進まないなーという感じを受けますが、基本大工さんが一人で作業をしているので「頑張ってください」と思いつつ時々差し入れに行きました。

施主検査~引き渡し【12月中旬~下旬】

我が家では引き渡しの前に施主検査として一通り家を見せてもらいました。チェックするぞー、と意気込んて行きましたが、完成前にもちょくちょく見に行っていたので特に指摘するところもなく...。

それだけ丁寧に仕上げてくれたということですね。後日無事引き渡しを受けました。

その際は住宅設備の使用法説明があるので2、3時間はかかったと思います。

最後にカギを受け取って記念撮影して終了です!

ちなみに、玄関の前でテープカットはなかったです...。まあ別にいいけど。

まとめ

建築スケジュールについて、我が家の例はこんな感じです。

着手承諾してから着工までと、上棟が終わって引き渡しを受けるまでが「長いなー」と感じる部分です。待つしかないので。

一条工務店の家は早くできるほうらしいですけどね。

今回は以上です。
それでは。

タイトルとURLをコピーしました