一条工務店からの間取り【新築一戸建て】その5~完成に近づける

こんにちは、うさぎ家夫です。

今回は一条工務店からの間取り【その5】をお届けします。この間取りは一条工務店からの間取り【その3】を発展させた物になります。

これまでいくつか間取りももらってみて、そこから実際の生活のイメージがもっともしやすかったのが【その3】になります。

そこからさらに使い勝手をよくしていくために、各所に微調整をほどこしていきます。

ここからは間取りの完成に向けて、窓や収納の型番などもどんどん記載されるようになりました。図面も文字が増えて煩雑になっていますが、それだけ完成に近づいてきた感じがします。

ちなみに、間取り【その3】はこちらです

それでは見ていきましょう。

一条工務店からの間取り【その5】

まず1階の間取りです。

続いて2階です。

全体として、4LDK+書斎+ウォークインクローゼットという構成になっています。左上部分が半マス×2マス分出っ張って、施工面積は少し増えて約34坪です。

それでは、各パーツごとに見ていきましょう。

玄関・玄関ホール

間取り【その3】と比べるといくつかの改善がされています。

  1. 土間収納がついた
  2. 親子ドアをやめて採光のための窓をつけた
  3. 玄関ホールの押入れの形状を変えた
  4. トイレをLDKと接しないようにした
  5. シューズボックスの位置が下に来た

1) については、たった半畳のスペースですが土間収納を設置しました。これはやはり便利です。

2) については、明るい玄関にしたかったのとドアより窓の方が断熱性がよいのでそうしました。

3) については建築士さんの提案でこの形になりました。確かにこのほうが使いやすそうです。

4) については音漏れ対策としてLDKとトイレの間に収納を挟みました。

5) は、土間収納が以前シューズボックスがあった位置に来たため、シューズボックスは逆側に持ってきました。また、窓へのアクセスを可能にするため、玄関ドア側の壁からは半マス分離れています。窓がある場合、その壁までシューズボックスを寄せることはできないそうです。

これらのポイントにより、広さ感は前より減ったかもしれませんが、使いやすさはずいぶん向上したと思います。

LDK

LDKの変更点は次のようになっています。

  1. 勝手口をやめた
  2. 腰窓の形状を変えた
  3. ウッドデッキをつけた
  4. リモコンニッチ登場
  5. Sタレ壁がなくなった

1) については、防犯性能を上げたかったので勝手口はなしにしました。なくても困らなさそうという判断もあります。

2) については、引き違い窓だと気密性が落ちるので、少しでも気密断熱性をよくするために片側FIXの開き窓にしました。窓はほとんど開けないつもりですしね。

3) については屋外に洗濯物干しを確保するために小さいながらウッドデッキを採用しました。

4) は、宿泊体験で実物を見て結構よかったので付けようと思っていました。我が家は付けられそうな場所があまりなかったので、耐力壁のところをふかして設置する形になりました。

5) は、間取り【その3】ではLDKの中ほどにでんと存在していたSタレ壁がなくなりました。一条工務店による間取り計算によるとなくても大丈夫みたいです。これは嬉しい結果です。

和室

和室はあまり変わっていませんが、以下の感じです。

  1. 南側の掃き出し窓をやめて片側FIXの腰窓にした
  2. 西側の窓を小さくした

1) については、この面は外がすぐ駐車場で、特に開閉することもなさそうなので掃き出し窓じゃなくてもいいよね、となりました。

2) については、耐震性と断熱性をよくしたかったので、減らせる窓は減らして壁にしました。これくらい窓があれば暗くはないと思いますし。

洗面所、浴室

玄関に土間収納を持ってきたことで1.25坪タイプの浴室が横にはみ出すことになりました。1坪タイプであれば出っ張らずに済みますが、どうしても1.25坪タイプがほしかったのです。

洗面所には収納をつけることができました。ここにはシステムクローゼットを入れるつもりです。宿泊体験棟で洗面所に収納がついているのを見て「これはいい」と思いました。タオルや着替えを入れておけるので入浴のときに楽です。

2階ホール

2階ホールの変更点は、子供部屋へのドアの位置が変わったことです。

以前の間取りではこの間取りより1マス手前にドアがあり、ホールから子供部屋へはドアを押して入る形でした。現在の間取りではドアを引いて開けるようになっています。

なぜそうしたかと言うと、南側の子供部屋の場合、ドアを開けてすぐ階段になるのが危なそうで嫌だったので、そちらを変えるなら両方揃えようと思ったためです。

結果として、北側子供部屋への入り口も奥へ引っ込むことで、ホールにずらりとドアが並ぶ感じにはならなかったので見た目はよくなりました。

主寝室、書斎、ウォークイン、バルコニー

主寝室周りの変更点はこのようになっています。

  1. 書斎とウォークインクローゼットの位置を入れ替え
  2. ウォークインのドア位置も修正
  3. 主寝室の窓を変更
  4. 押入れ収納をホール側ではなく主寝室側に

1) については、デシカントに書斎からアクセスできるようにこうなりました。これで子供部屋に入らずにデシカントのメンテナンスができます。デシカントからの騒音も、子供部屋に漏れる音は小さくなると思います。

2) については、中央にドアあがあったほうが収納スペースに有効活用になります。

3) については、耐震性、気密性、断熱性を上げるために、窓を減らして壁にしました。

4) については悩み中です。ホール側に扉でもいい気がしますが、とりあえずこうしてみました。

バルコニーについてはほとんど変化なしです。

子供部屋1

北側の子供部屋です。変更点はこのようになっています。

  1. 入り口ドアの位置が変わった
  2. デシカントの扉がなくなった
  3. 1階が出っ張ったのに合わせて部屋の形が変わった

1) については、この方がホールの様子がすっきりする気がするので1マス分引っ込めました。

2) は、子供部屋からだと子供の思春期などにデシカントのメンテナンスがやりにくくなりそうなので書斎側に扉を持っていきました。

3) は、このせいでなんだか変な部屋になってしまいました。ここは改善したいポイントです。また、この部屋の窓は引き違い窓が北側に1個となっています。

これについても、子供の落下防止のためにストッパーを付けたいのですが、換気のために設けなければならない窓の大きさが法律で決まっているそうで、ストッパーはダメだと言われました。

そうすると西側に子供が登れないくらいの高さに窓を付けることが考えられますが、これも今の間取り形状だと耐震性を確保するために窓は付けられないらしいです。困った...。

※これは建築士さんに後から言われたことですが、この2階の形状だと屋根がうまく取り付けられない場合があるそうです。我が家は隣地との北側斜線の影響で屋根全面太陽光パネルではなく一部ガルバリウム鋼板になりますが、その際こういう形状をしていると防水がうまくいかず雨漏りをする恐れがあるため認められないとのことです。そのため間取りのこの部分は修正が必要となりました。

子供部屋2

そんなに変化ありませんが、南側子供部屋はこのようになりました。

  1. 入り口ドアを半マス分引っ込めて外側に開くようにした。
  2. 南側窓を片側FIXの窓にした

1) について、ドアを出てすぐ階段だと足を滑らせて落ちる危険がある気がしたのでこうしました。実質有効活用できる部屋の広さは変わらないのでこのほうがいいかなと。

2) については気密性を上げるためです。また、この窓には落下防止のため開口を制限するストッパーがついています。この部屋の場合、東側にバルコニーへ出るためのドアがついているので子供部屋1と違って換気上問題ないんですね。

まとめ

一条工務店からの間取り【その5】を紹介しました。

だんだんと完成に近づいてきました。それでも、まだ改善したい点が残っています。

この時は、打合わせ期限が限られているため、焦りも出てきました。ここから完成にむけてスパートをかけていきます。

また、そろそろ壁紙などの検討にも入ってきます。細かい仕様の詰めの部分でもありますね。

はたして満足のいく家はできるのでしょうか?

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