間取り詳細【階段、2階ホール】仕様やこだわり、後悔、オプション、電気設備

間取り詳細シリーズは今回から2階部分に入ります。

2階部分は寝室がメインなのでオプションや住宅設備は少なめです。そのため、ある程度まとめて紹介することにします。2階部分の手始めは、【階段、2階ホール】となります。

我が家は余計な廊下は作らない方針で設計しています。そうは言っても圧迫感を感じるほど狭いのは避けたかったので、そこは苦労しました。

また、階段は回り階段かストレート階段か、ボックス階段かオープンステアか、など悩むところです。階段の位置や形状は間取りにも大きく影響します。

我が家の選択はどうなったか、実際のところを見ていきましょう。

間取り図

2階ホール周辺の間取り図は上のようになっています。我が家はストレートのボックスステアを選択しました。

1階のダイニングからストレートの階段をのぼっていくと2階ホールに出ます。ホールと言っても、各寝室への通路があって、途中にトイレがあるだけのものです。

2階ホールのポイントは、細長い通路にもかかわらず、階段上部の吹き抜けと合わせて2マスの幅の空間があるのでそれほど窮屈に感じないところです。

また、ホールの北側と南側は子供部屋となっていますが、そこへ通じる部分はホールから見て1マス奥へ凹ませる配置になっています。こうすることでホールに扉が連続して並ぶのを避けています。それによってまた、ホール部分の圧迫感を減じています。

子供部屋の内部から見ても、扉部分がすっきりと区切られていて感じがよくなりました。

2階ホールの窓は2連のJF1061を設置しました。

これも和室のときと同じで、横長の2マス幅の窓を付けることもできましたが、耐力壁を増やしたかったのと、西側は眺めがいいわけでもないので大きな窓を付けても仕方ないのでこの窓にしました。それでも長細い窓が二つ付いているので十分に光を取り込んでくれます。

この窓も西向きなので標準仕様では光を通さない遮熱ハニカムになりますが、やはりここでも朝は光を取り込んでほしいので断熱ハニカムにしました。そうしないと朝は電気を付けるかハニカムシェードを上げるまで暗くなってしまいます。

この窓の配置により、階段とホールに十分な明りを取り込んでいます。

押入

2階ホールには押入があります。

i-cubeやi-smartでは押入は何個作っても追加料金なしなのでありがたいです。といっても、我が家にある押入は玄関ホールのものとここと合わせて2個ですが。その他はシステムクローゼットやウォークインクローゼット、階段下物入になっています。

押入はハンガーや棚の有無でタイプがわかれます。ここでは上部に棚とハンガーが付いている「押入B」にしました。ただ、実際使ってみると、ここは中段にも棚がある「押入A」にすべきだったと思います。

ここに収納するメインの物は季節外の使ってない布団になるので、それなりに大きいです。それを積み重ねていく感じになるのですが、棚がないために重ねるとバランスが悪くなるのと、上の物をどかさないと下の物が取れません。

階段

我が家の階段はストレートのボックスステアです。オープンステアも憧れましたが、ボックスステアよりも場所を取るのと階段下収納がないので諦めました。

でもやはり、宿泊体験や入居者宅訪問を見ても、オープンステアで吹き抜けがあるお宅は解放感があります。

ボックスステアについても、ぐるりと回るタイプとストレートタイプがあるので悩みました。それは間取りにも大きくかかわってきます。階段に使う面積としては、回り階段は4マス必要なのに対して、ストレートタイプの方が3マスで済みます。

また、階段の安全性の問題もあります。うちには小さい子供がいるので、階段から落ちて怪我することは避けたいです。回り階段の方が途中で止まるので落ちた時のダメージは小さいため、より安全と思われがちですが、実は踏み板が斜めになっている部分が踏み外しやすいので、落ちる可能性はストレートより高いです。

そういうったことを考えて、結局我が家ではストレート階段を選びました。

結果としてはそれでよかったと思います。日常生活では子供を抱っこして階段をおりることも多いです。その際、自分の足元はほぼ見えません。その状態で斜めの踏み板があると踏み外す危険は大きいです。

ストレート階段であれば同じリズムでくだっていけるので、足元が見えなくてもなんとかなります。もしうちが斜めの踏み板がある回り階段だったら、既に何回も踏み外していたと思います。

階段には手摺りを付けることができます。年取ったり子供を抱っこしたりして足元がおぼつかないときは、これはけっこう重要になります。手すりに摑まることで安全に昇り降りできます。

我が家では階段の手摺りを下の子用にもう一本付けました。標準サービスの手摺りに加えて、通常よりも低い位置にもう一本追加で手摺りを付けたのです。

これはあってよかったです。下の子は今2歳ですが、1歳半のころから自分で手摺りにつかまってサクサク階段を昇り降りしてました。

もちろん親の目が届かない時はベビーゲートで階段に入れなくしてありますが、親と一緒に昇り降りする際もいちいち抱っこしなくてもよいのは楽です。

2歳になった今は、下の子はかなり自由自在に自分一人で階段を昇り降りしています。

2階ホール部分の腰壁はオプションで半透明タイプも選べます。でもこれは展示場でも入居者宅訪問でも宿泊体験棟でも見たことがないので、採用する人は少ないんでしょうか。

吹き抜けと窓との距離が遠く、窓からの光を吹き抜けにもたくさん取り込みたい場合はよいのかもしれません。

我が家はそもそも吹き抜けがないですし、特に付ける理由がないので採用しませんでした。なので2階ホール部は普通の腰壁です。

キディガードは付けたいと考えていました。下の子が小さいので、うっかりすると階段から落ちそうなので。

キディガードは巻き取りシート上のものを貼って階段の通せんぼをするものです。階段の上と下の良本に設置されます。

キディガードについては、住まいの体験会のくじ引きの結果、無料で付けられたのでありがたく設置しました。子供の成長のうちで、使える期間は短いですが、安全には代えられませんので、つけてよかったです。

うちの子は朝早起きなので、朝5時頃起きだして家の中を探検しだします。今は階段も問題ないですが、1歳半くらいの時はまだ足元危ない感じだったので、キディガードがあることで親としては安心できました。

電気図面

2階ホール部分の電気図面は上のようになっています。

何も言わない場合、建築士さんは2階ホール部にも「かってにスイッチ」を付けてきましたが、我が家では2階ホールの照明スイッチはあえて手動にしました。

夜眠いのに勝手に照明がついてまぶしくなるのが嫌だったからです。夜誰かがトイレに行くたびに照明がついたり消えたりするのも煩わしいです。

ここは、夜間は足元灯が正解だと思います。一条工務店のカタログにも足元灯がありますが、私は設計時には必要かどうかわからなかったため、後から購入しました。

センサーライトが付けられるようにコンセントはあらかじめ準備してあります。子供が夜トイレに行ったりするので、足元灯はあってよかったです。


階段の照明はブラケットライトが付いています。四角いカバーが付いたLED照明です。色は電球色にしました。オレンジっぽい色合いになります。2階ホール自体には同じ色のダウンライトがついています。

実は2階ホールの照明スイッチには後から不満が出ました。

階段用の照明スイッチは階段の上と下の2か所あります。また、2階ホール用の照明スイッチは階段を上ったところと北側子供部屋入り口部分の2か所あります。子供たちを寝室に入れて「おやすみ」と言ったあとに照明を消すことが多いのですが、その場合、北側子供部屋でスイッチ操作をします。

でもうちの2階ホールは大きくないので、階段照明だけで2階ホールもけっこう明るいです。そのため、2階ホールの照明をつけずに階段の照明で済ませてしまうことも多いです。

しかし、階段の照明は北側子供部屋入り口のスイッチでは操作できず、いちいち階段の降り口まで戻らなければなりません。これはけっこうイラつきます。

もし直せるなら、北側子供部屋入り口のスイッチでも階段用照明をオンオフできるようにすべきでした。つまり、階段用照明は階段の下、上、子供部屋入り口の3か所で操作したい。もしくは、階段と2階ホールの照明は分けずに全部まとめてオンオフでもよかったです。

階段の照明と2階ホールの照明を分ける意味をあまり感じません。その場合も操作は階段の下、上、子供部屋入り口の三か所になります。そうすればつけ間違えてイラつくこともありませんし、消すために他のスイッチの場所まで戻る必要もありません。

これはなかなか住んでみないと分からなかったです。照明スイッチはやり直したくても直せない、腹立たしい設備です。事前によく考えておくべきでした。

でも電気設備の打合わせは最後の最後なので、集中力もなくなって来ていました。想定が甘かったといえば甘かったです。そこは後悔ポイントです。

追加したオプション

2階ホール周りで追加したオプションはこれです。

キディガード住まいの体験会のくじの結果無料
子供用手摺り23,000円

階段とかホールはオプションと言ってもあまりないですね。

良かった点、悪かった点

実査に使ってみて良かった点、悪かった点はこんな感じです。

良かった点
  • 子供用手摺りは役に立った
  • キディガードも使える期間は短いけどあると安心
  • 子供を抱っこしておりるならストレート階段がいい
  • 2連窓はけっこうオシャレ
  • 押入があると布団をしまえる
悪かった点
  • 押入はタイプAにすればよかったかも
  • 足元灯は必要だった
  • 階段照明を別のスイッチでも操作できるようにしておけばよかった

押入も足元灯もあとから何とかできなくもないけど、スイッチやコンセントの後悔は直せないのでくやしいです。コンセントはたくさんつけておいたのでまだよかったです。これでコンセントが足りないとかだったらショックは大きかったので。

まとめ

我が家の階段と2階ホールを紹介しました。スペース的に大きくない部分ですが、使用頻度は高いので後悔のないようにしておきたいところでしたね。でももう仕方ないです。諦めてやっていきます。

タイトルとURLをコピーしました