我が家のベビーサークル事情~必要性と結末

我が家の下の子は現在2歳ですが、新築引っ越し当時は1歳半でした。子供が自分で動き回れるようになると家中の物に触っていじりまわすようになります。

うちの子はラジカセ、電話機、プリンターなどの家電製品やDVDプレイヤーのリモコンなどを繰り返し押すのが大好きでした。

でも親としては触ってほしくないこともあります。また、目を離すと危険なこともあります。ソファにのぼって落ちる。椅子にのぼって落ちる。階段にのぼって落ちる。そういうことは何度もありました。

親の目が届くうちはよいですが、四六時中常にそれができるわけではありません。宅急便が来たときやトイレに入る時、上の子の世話をするときなどちょっと目が離れてしまう時もあります。そんな時に限って危険なことをして転んだりします。

幼児の安全を守りつつ日常生活を回すために、ベビーサークルやベビーゲートがあると便利です。そのため我が家ではいくつかの場所にベビーゲートやベビーサークルを導入しています。

うまく行ったところもそうでないところもありますし、正直煩わしい思いもありますが、子供の安全のためにはあってよかったと思っています。今回はそれらについて紹介します。

それでは、それぞれについて見ていきましょう。

一条工務店のキディガード

我が家では階段にキディガードを設置しました。階段の上下にロールシート状の通せんぼをして、幼児が勝手に階段に入れないようにするものです。1階部分の階段入り口にキディガードをしたのが下の写真です。

左側の巻き取り部分からシートを引き出して右側のフックに引っ掛けることで通せんぼが完成します。下がキディガードをオープンにした状態です。

シートは左側の巻き取り部に収納されてすっきり収まっています。

効果のほどですが、下の子が1歳半当時はこれで十分遮断できていました。2歳になった現在では、下の子はシートを押したり引いたりしながらゲートの突破を試みています。そして時々突破に成功します。

実はロールシートの引き出し部にはシートの移動を固定するためのロックが付いているのですが、それを閉め忘れるとゲートをクローズした状態でも子供がシートを強く押すとシートがたるんでフックが外れてしまいます。

それを防ぐにはシートを右側のフックに引っ掛けた後、それ以上シートが伸びないようにロックを掛ける必要があります。この作業が結構めんどうです。

自分が通行するためにはシートをオープンしなければなりませんが、ロックを外して、シートをフックから外して巻き取り、通過後にまたシートを引き出してフックに掛け、ロックを行う、という作業工程になります。

その際によく、シートがうまく行き来せずに途中で引っかかります。また、シートの移動につられてロックが勝手に掛かることもあります。これが結構うっとうしい。「また引っかかった、めんどくさい」という気分になり、結局ゲートの使用頻度が下がります。

下の写真は階段入り口の2階部分です。1階と同じようにキディガードが付いています。

下はキディガードをオープンにしたところです。

左側の巻き取り部の上についているツマミがシート移動のロックです。これをひねることでそれ以上シートが動かないようにできます。

写真では階段手摺りが2本ありますが、下の1本は幼児用です。我が家では下の子の転落防止のために新築段階でこれを付けました。

そのため引っ越し当時から下の子はわりと自由自在に階段の上り下りができてしまいました。でも安全のために親の目の届くところにいてほしい時もあります。そういう時はキディガードをして移動を制限するようにしています。

特に、下の子は朝早く起きだして勝手に家の中をうろついていることもあるので、引っ越し当初は夜寝る時にキディガードを閉めてから寝るようにしていました。

市販のベビーゲート

階段以外の場所では市販のベビーゲートを使っています。下の子に入ってほしくない場所としては、キッチンや上の子の勉強部屋などがあります。下の写真はキッチンへの通路部に置いたベビーゲートです。

我が家は対面キッチンになっていて、キッチンへ通じる通路はここだけなのでこのゲートを閉じることで下の子がキッチンに進入することを防ぐことができます。

下の子は鍋やタッパーをがちゃがちゃやって遊んだり電子レンジのボタンを押してピッピッと音を出すのも好きなので、料理中にそれをやられるとはっきり言って邪魔です。キッチンでは包丁や熱い物を持っていたりするので危険ですし。

このベビーゲートは裏側からロックを掛けられるので、それをすれば一応下の子には開けられません。でも最近力が付いてきて、ゲートの上に手を掛けてぶらさがったり引っ張ったりなので、そのうちゲートを破壊されて突破されそうで怖いです。

我が家では同じベビーゲートをリビングと和室の境界のふすま部分にも設置していました。

ふすまの一枚と柱との間にベビーゲートを設置すると、もう一枚のふすまは閉じることができ、ベビーゲートと両立することができます。

ここは上の子の勉強部屋になっているので邪魔されないようにと、上の子のランドセルを下の子に荒らされないようにするために設置しました。

しばらくはそれでよかったのですが、どうしても下の子も部屋に入りたがりますし、進入を完全に排除するのは無理でした。

そして、何かの拍子に下の子が部屋に入って上の子の物を壊し、キレた上の子がベビーゲートを破壊したため、現在はここにはゲートは付いていません。

子供たちには平和裏に共存する道を模索してほしいですが、下の子に「入っちゃダメ」と言って聞き分けるようになるまであと1年くらいはバトルが続きそうです。

テレビ前のベビーゲート

これは以前アパートで使っていたベビーゲートです。引き戸のところに置いくことで赤ちゃんが通行できないようにすることができます。

現在は写真のようにテレビの前に設置して、DVDプレイヤーやラジカセにアクセスできないようにしています。といってももはや下の子の力で動かせてしまうので、気休めです。

以前は彼は何でも機械のボタンを押すのが大好きで押しまくっていましたが、それも飽きたのか最近はあまり押さなくなってきました。でもまだ時々CDやDVDを全部箱から出してぶちまけたりします。

というわけで、下の子の目から隠す意味合いもあってゲートを設置してあります。

ベビーサークル

じゃあ下の子にベビーサークルに入ってもらって一人で楽しく遊んでてもらおう、と思ってベビーサークルも導入しました。下の写真はその名残です。

現在はこのように食卓の周りを囲い、食事の準備中に下の子が食卓に置いた熱いものを勝手に触ったりひっくり返したりしないように防護する役目になっていますが、本来は囲いの中に子供をいれておくのが正しい使い方だと思われます。

しかしながら、そういう使い方ができたのは最初の1か月くらいです。

当初から下の子はベビーサークルに入れられるのを嫌がり、入れられるとギャン泣きでした。そして、ベビーサークルの柵を力いっぱい押してサークルを破壊します。

サークルの底部には滑り止めのストッパーがついていますが、あまり効果がなく。1歳未満のハイハイ状態の子にはよいかもしれませんが、立って歩いて日々体力が増している1歳半過ぎの子だと押す力でサークルが動いてしまいます。

さらに子供も日々知恵つけていて、接合部を持ち上げるとベビーサークルを分解できることをすぐに学んでしまいました。

なので結局、『下の子を安全領域に保護する』というより、『触ってほしくない物を下の子から防護する』という使い方に変化してしまいました。

そういう役割であれば、一定の効果はあります。

食卓の奥には勝手に触ってほしくない電話機やプリンターがありますが、アクセスしづらい状態になっているので、触られる頻度は少ないです。それでも時々突破されていじられますが。

でも子供には伸び伸びと楽しく育ってほしいので、これはこれでありだと思っています。

まとめ

我が家のベビーゲートやベビーサークルについて紹介しました。赤ちゃん用品というのは使える期間というのは長くはありませんが、安全性や生活の質を保つのには必要なこともあります。

我が家の物は『大満足』というわけではありませんが、それなりに役立ったと思います。子育ての思い出の1ページにはなったかな。

タイトルとURLをコピーしました