
地鎮祭が終わるとさっそく工事が始まりました。まずは先行外構からです。
我が家はこの段階では詳細な外構プランまでは出来上がっていませんでしたが、先行工事を行う必要があったので大雑把なプランのまま外構工事屋さんにお願いしました。
最終的に外構が完成するのはまだずっと先ですので修正はできますし、先行工事に差し支えない程度にはプランは決まっています。
なので大丈夫でしょう、たぶん。
それでは工事の様子を見て行きましょう。
我が家の先行外構工事
我が家がお願いした外構屋さんは一条工務店から紹介されたところです。
外構プランを作るにあたって、建物の形や外観などの情報は何も言わなくても一条工務店から外構屋さんの方に行っていました。
先行外構では、宅地造成してそのままの状態だった我が家の土地を、建物や外構プランに合わせて削っていきます。

工事前の我が家の敷地は上のようになっていました。
手前の道路側に土留めブロックがあり、敷地内は盛土がされて道路より高くなっています。
周囲は住宅に囲まれていますが、奥の一部が他の空き地とつながっています。
敷地内は一面、雑草に覆われています。この雑草は地鎮祭の前に一条工務店営業O氏が刈ってくれました。ありがとうございます。
そのため、先行工事の前に大量の枯れ草が残っていたのですが、その処分も外構屋さんにお願いしました。
実際に土地を削った結果が下の2つの写真です。

こちらは1枚目と同じ方向を見たものです。
手前側は駐車場になる予定のスペースで、それに合わせて土を撤去しています。
奥の一段高くなっている部分が建物を建てる場所になります。
さらに奥に、空き地との境界を閉じるためのフェンスが準備されているのが見えます。
駐車場スペースの右側に、土を削らずに残してある部分があります。
これが残っている理由は、お隣との間にあるフェンスの基礎ブロックがそれほど深く埋まっていないため、土を撤去するとブロックが倒れるからです。
そのためこの部分は建物完成後までこのままで、外構工事時に土を撤去して別のブロックを追加して支えをします。
外構完成時にはこの部分は家庭菜園になる予定の場所です。

上は見る向きを変えた写真です。
こちら側のお隣との間のブロックは基礎が深くまで埋まっているので必要なだけ土を削ることができました。
一部は基礎の深さが足りませんが、その部分はやはり後で追加のブロックで補強します。
工事前に道路との間にあった土留めブロックも撤去されています。このブロックの撤去費用も掛かります。
地面を見ると、道路から奥に向けて少し傾斜を伴ってゆるやかに高くなっていっているのが分かります。
これは雨水が自然に道路側に流れるようにそうしているそうです。
この土を削り取った部分が駐車場や玄関へのアプローチになります。
段差になっているぎりぎりのところまで建物が来ますので、境界部分の基礎は深基礎となります。
土を削ったさらに下まで基礎コンクリートを埋める感じです。
通常の基礎の高さ自体が何十cmかありますので、深基礎の部分は1 mくらいコンクリート部が地面の上に出ることになります。
先行外構はこんな感じです。
土をいっぱい削ったので残土処分代がそれなりに掛かりました。
こんなに盛土してなければ削る必要もないと思うんですが、この周辺の造成地はみんな盛土されてますね。
最近になって造成されている、駅から少し離れたところの土地はこんなに盛土されてなかったのですが…。
昔のやり方なんでしょうか?
まとめ
我が家の先行外構工事について紹介しました。
このころはまだ、土地を買っても自分の土地という気がしなかったのですが、いろいろ物ができてくることでだんだん土地への愛着も湧いてきました。
先行外構の次は基礎工事に入ります。