新築工事その7【内装工事(石膏ボード設置前)】一条工務店i-cube

前回は我が家の上棟の様子を紹介しました。今回は内装工事の様子その1をお伝えします。

上棟はあっという間に進み、みるみる内に家の形ができて行くので、ある意味あっけなさすら感じます。

そこから今度は内装外装の工事になるわけですが、ここからが長いです。日々ちょっとずつ工事が進んでいくので、上棟のような劇的な変化がない分、長く感じます。

そんな中、石膏ボードを据え付ける前の工事の様子を見に行きましたので、紹介します。

石膏ボードを貼ってしまうと、木の下地の部分は見えなくなりますので、下地補強の位置や断熱材、防音材などを確認したい場合はその前に見ておく必要があります。

ただし、下地補強などはある程度内装工事が進んでから据え付けられるものもあるので、タイミングによってはまだ設置されていないこともあります。

実際、我が家がオプションで依頼した天井下地補強と防音材は、今回見に行った段階ではまだ設置されていませんでした。

それでは写真とともに見て行きましょう。

玄関

我が家の玄関の間取りは上のようになっています。

初めて家の中に入った印象は「木だね…」というものです。確かに間取り通りになっていますが、木の柱や板がむき出しです。

上の写真は玄関から土間収納を見たものです。木と木の間にある白い物は断熱材です。

こちらは土間の反対側を見た写真です。トイレとの境は下地補強を入れたので、下地補強用の合板があります。

上の写真は土間の天井を見上げたものです。黒いパイプは2階トイレからの排水管です。外壁部には1階トイレからの排気ダクトをつなげる穴も開いています。

1階部分の柱は防蟻剤が加圧注入されているので緑っぽい色をしています。2階の木材はそれがないので普通の色です。

こちらは玄関からLDK方向を見た写真です。下地補強していない部分は板はなく、隣の部屋も丸見えです。

こちらは玄関から和室と階段方向を見たものです。完成時にはここは石膏ボードで壁ができますが、今は柱しかありません。

こちらは1階トイレの床部分です。手洗い器用の給水管と排水管が来ています。

床の合板も下地補強の合板と比べて緑っぽい色をしています。防蟻処理されているようです。

こちらは1階トイレの奥部分です。2階からの排水管が通っています。いわゆるパイプスペース(PS)という奴です。

洗面所・浴室

我が家の洗面所と浴室の間取りは上のようになっています。浴室はユニットが既に据え付けられていたのでそれなりに形になっています。洗面所はまだ洗面台はありません。

上の写真は洗面台が設置される予定のスペースです。電気配線が来ているのが見えます。

洗面所の天井は上の写真のようになっています。2階のこの部分はデシカントの設置場所になっていて、ここから写真のように各部屋に給気ダクトが伸びています。

こちらは浴室の様子です。換気ファンの設置などはこれからのようですが、内部はできていました。浴槽はいろんな部材が置かれています。

これは洗面台用の給排水です。水色が冷水でオレンジ色が温水用のホースになっています。気密性を得るために配管の周りはシール材で封じられています。

和室と階段

和室の間取りは上のようになっていて、和室に面して階段下収納があります。

階段下収納に床下点検口があり、現場では写真のように気密性測定の装置が設置されていました。気密性の測定結果は別途紹介したいと思います。

和室の壁にも下地補強をしたのでこのように柱と柱の間に合板がはめ込んであります。ところどころに、照明スイッチ用の穴と電源コンセント用の穴が開いています。

また、和室の外壁側の壁には外構用の電気配線を通す経路もありました。その部分も写真のように気密性を保つためにシーリングされています。

電気コンセントもいくつか種類があり、写真のコンセントはTVアンテナとLANケーブル付の物となっています。外壁に面したところにコンセントをつけると、写真のように少し断熱材が削られますが、気にするほどではないかもしれません。

階段は上の写真のように養生されていました。階段を囲う2階部分の腰壁はまだできていないので、歩くときは落ちないように気をつけないといけません。

2階ホール

2階ホール周辺にはトイレと天井点検口があります。

上の写真は2階トイレの内部です。2階トイレの壁には排水管の通気弁用の穴がありました。

トイレの外壁に面した壁には排気口も空いています。

こちらは天井点検口です。天井裏に入る時に使用します。

主寝室周辺

主寝室の周りにはウォークインクローゼットや書斎があります。

2階の天井にもデシカントからの給気ダクトが来ています。

こちらはエアコン設置用の穴と下地です。下地は部分的にしかないので、エアコンを支えるビスを打つ時はこの木の部分に打つようにします。

上の写真はウォークインクローゼットを主寝室側から見たところです。まだ壁も棚もないのでスカスカです。

こちらは書斎の様子です。下地補強の合板が設置してあります。書斎には情報ボックスを設置するので、配線のための穴が合板にあいています。奥に見える白い物はデシカント空調機です。

LDK

1階に戻ってLDKの様子です。

上の写真は階段付近の壁です。ここにはリモコンニッチが設置される予定です。いろいろな配線が来ているのが見えます。

こちらはカップボードが置かれる予定のスペースです。横長の窓が特徴的ですね。

こちらはキッチンが置かれる場所です。キッズカウンターを採用したので、レンジフードを設置する壁ができます。そのための柱が見えます。

こちらはキッチンからリビングの方向を見たものです。左側に窓が見えますが、実際に見た印象は「窓枠厚い!」です。今まで住んでいたアパートのものとはだいぶ違います。それだけ断熱材が厚いということですね。

こちらはキッチンの天井です。天井は様々なケーブルの通り道になっています。1階の木材と2階の木材の色の違いもよく見えますね。

上の写真はリビングの天井です。この上はバルコニーになっています。バルコニー部分の下は断熱材が入っています。バルコニー部分は木材の配置が他と違うように見えますね…。もしかして耐荷重が他より弱かったりするのでしょうか。

ダイニングから階段方向を見た写真です。現場には部材やら工具やらがいっぱいありました。

まとめ

今回は石膏ボードを貼る前の内装工事の様子を紹介しました。

加圧注入した木材や下地補強を確認したい場合は石膏ボードが貼られる前に見に行きましょう。

我が家では防音目的や少しでも壁の強度を上げたくて色々な位置に下地補強を入れましたが、しっかり入っているのが確認できてよかったです。

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