
上棟が終わって内装外装工事が始まると、一日一日の変化はちょっとずつなので毎日現場に見に行くこともなくなります。
するといつの間にか大きく変わっていたりしてびっくりします。
大きく印象が変わるものの一つが石膏ボードの貼り付けです。
それまで木材がむき出しで隣の部屋まで見えていたのが、石膏ボードで壁ができることで区切られて部屋らしくなります。
我が家でも石膏ボード貼り付けがあったので、その様子を見てみましょう。
1階
石膏ボードは2階から貼られていったので、この日はまだ1階は木材が見えていました。

上の写真は和室天井の防音施工の様子です。天井の一部に音を吸収するための断熱材が入っています。

我が家の和室は上の図のようになっていて、「天井下地(G)」となっている部分に防音施工がされています。この後さらに下地補強として合板が貼られます。
2階のこの部分は階段を上がり切った通路部分になるので通行量は多めです。足音が下に響くのを低減するために防音施工を入れました。
結果として多少防音効果はあったように思います。

こちらは和室からリビング方向を見たものです。
天井に写っているのは「下地補強(M)」となっている部分で、これは角材で補強されています。合板による補強と角材による補強は耐荷重が違っていて、角材による補強のほうが重い物まで支えられます。
ここは石膏ボード設置前に写真を撮っておかないと、後で自分で物を取り付ける際にどこにビスを打つか分からなくなって困ります。

現場にはこのように多数の石膏ボードが置いてありました。耐火性に優れた部材ということで、家の中で火が出た時も燃え広がるのを遅らせてくれます。
2階
2階は壁の部分まで石膏ボードが貼られていました。

上の写真は2階の南側子供部屋です。

こちらは北側の子供部屋です。同じような感じになっています。
エアコン設置用の穴が正面に見えます。エアコンを設置する場合は木の下地部分にビスを打って重さを支える必要がありますが、木材がある部分は少ないので石膏ボードが設置される前に写真を撮っておくとよいでしょう。

上の写真は主寝室の天井です。ここにも角材による天井下地補強があります。
我が家ではここにDIYで運動器具を吊り下げる予定なので、下地位置確認のために念入りに写真を撮っておきました。

こちらは2階トイレ内部です。トイレの背面カウンター部分が作りかけになっています。こうやって手作りされてるんですね。
石膏ボード完了
後日現場を見に行くと石膏ボードの貼り付けが完了していました。

こちらは2階主寝室の天井です。こうなると下地がどこにあるかもはや見えません。
写真で見ると分かりますが、石膏ボードも木材にビスで固定されています。
実際にDIYで物を取り付ける際には自分でビスを打つ必要がありますが、石膏ボードのビスとぶつからないようにしなければなりません。
この後、壁紙が貼られて石膏ボードも見えなくなりますので、あらかじめ写真を撮っておくとよいと思います。

こちらは子供部屋です。こちらも石膏ボード貼り付け完了です。奥にシステムクローゼットが見えます。

こちらは主寝室を別方向から見たものです。床はまだこんな感じでした。

こちらはウォークインクローゼットです。フローリングの準備がされています。

こちらは1階の天井です。こちらも下地や断熱材が石膏ボードで覆われて見えなくなっています。

こちらはキッチン部分です。

これは玄関のクローゼット内部です。
ここはシステムクローゼットではなく「押入れ」という分類なので、大工さんがあとから棚やハンガーパイプを据え付けます。
今はまだ何もついていません。
まとめ
我が家の石膏ボード貼り付けの様子を紹介しました。
だいぶ完成に近づいてきた感じがします。
キッチンやトイレなどの住宅設備ももうすぐ入ります。
ここまでは順調ですね。