新築工事その12【引き渡し】

いよいよ家の引き渡しです。

前回は急遽必要になった外壁穴あけ工事について紹介しました。

それからも家の工事は進んでいて、住設の取り付けであったり壁紙貼りであったりありましたが、私は見にいけなかったので説明は省きます。

それらについては今後、一条工務店からの工事完了報告書の紹介で簡単に触れようと思います。

また、引き渡しの前に施主検査を行って工事に問題がないかチェックを行うこともあると思います。

実際、私も引き渡しの前に自分の目で家を確認して問題がないか見て回りました。

ですが、私にはほとんど何も問題を発見できなかったので、特に書くことがありません。

「外壁タイルに1個ひびが入っているものがあった」とかそれくらいです。

壁紙やフローリングの細かい傷が気になる方もいるようですが、正直私にはまったく気になりませんでした。

住んで1年半後の今となっては、壁紙は子供の落書きや手垢で汚れていますし、フローリングも子供がおもちゃを投げたり物を落としたり椅子を倒したりで傷だらけなので、最初に細かいところでちょっと傷があったとしても、もはやあまり変わりません。

もちろん重大な欠陥がある場合もあるかもしれませんので、施主検査自体は可能であればやったほうがよいと思います。

幸い私の場合は「住んでから重大な欠陥が判明した」ということはありませんでした。

あっても「壁紙が少し浮き上がっていた部分があった」とか「サーキュレーターが動かないものがあった」とかです。

それも、一条工務店さんに連絡したらすぐに直してもらえましたのでOKです。

ちなみに、我が家は7月半ばに地鎮祭をやって、12月半ばに引き渡しだったので、建築期間はだいたい5か月です。最終確認と着手承諾は5月末だったので、そこからは7か月くらいかかりました。

それではさっそく、引き渡しの様子を見てみましょう。

玄関から家の中へ

上の写真は玄関外側の様子です。

工事中は保護板のような物が表面に貼ってありましたが、今はなくなっています。

そこから玄関扉を開けて中へ入ります。

家に入る時に特に記念のテープカットのようなものはありませんでした。

こちらの写真は玄関を開けて中に入ったところです。

手前が玄関ホールになります。奥にはLDKがあって、正面にキッズカウンターが見えています。

このキッズカウンターには本来棚がセットで着くのですが、うちでは棚はあえて取り外してもらっています。

家の取り扱い説明

家に入るといくつかの物を渡されて、それぞれ説明を受けます。

まずあったのは、一条工務店アプリの説明、家のメンテナンスマニュアルの説明、サーキュレータのリモコンの説明、デシカント空調のフィルターの説明、書斎鍵の説明、クロスコーキングの説明などです。

説明書やフィルターなどは、上の写真のようにカップボードのところに置いてありました。

上の写真は保証期間の一覧です。短いもので2年、長いもので5年となっています。

メンテナンスの電話受付は24時間365日対応となっていて、何か困ったことは発生した場合はここに電話することになります。

こちらの電話受付は住んでから何回かお世話になりました。電動ハニカムシェードが動かなくなったとか、浴室の部品が取れたとか、そういったことも対応してもらえます。

こちらは余りの壁紙です。階段下物入に置いてありました。

壁紙はすぐに廃版になるので取っておいたほうがよいそうです。

将来的に壁紙を補修するときに必要になります。

住宅設備の取り扱い説明

i-cubeはいろいろな住宅設備がついているので引き渡しの時にそれらの使用法説明を受けます。

太陽光発電システムやデシカント空調など、一般的な住宅よりいろいろ設備があるので、ここの説明は長いです。

上の写真はIHクッキングヒーターです。

我が家はそれまでガスコンロだったので、IHは初めてです。

妻と二人で「へぇ~」といった感じで聞いていました。

こちらは食器洗い乾燥機になります。食洗機も使うのは初めてです。

普通の洗剤ではなく食洗機専用の洗剤を入れてくださいとか、タイマーの使い方とか習います。

ちなみに、この食洗機は音はうるさいです。

こちらはリモコンニッチに集められた各種操作パネルになります。

上段左から太陽光発電モニター、浴室給湯コントローラー、玄関インターホンです。

下段は左から1階床暖房コントローラー、2階床暖房コントローラー、デシカント空調コントローラ、照明スイッチとなります。

ここで重要なのは、エコキュートの湯沸かし時刻が契約した電力プランと合っているかどうかです。

合っていないと電気代の高い時間帯にエコキュートがガンガン電気を使ってしまい、電気代が上がってしまいます。

あとは、床暖房はエリアごとに温度設定を変えられるのですが、洋室が複数あるとどちらがどちらなのかぱっと見では分かりません。

我が家ではテプラで「北側洋室」「南側洋室」などと貼っておきました。

こちらはデシカント空調のフィルター交換の説明です。

外気から虫や埃が入らないようにしてくれています。

ここのフィルターは定期的に掃除したり交換したりします。

こちらは防犯警報装置です。窓からの侵入に対して大音量の警報を発してくれます。

こちらは床暖房の室外機です。ときどき不凍液を補充する必要があるので、その説明です。

我が家は住んで1年半ですが、まだ補充したことはありません。

玄関鍵の確認

最後に玄関のカギをもらって終了です。

建築工事中は工事用のカギが使われていましたが、ここで工事用のカギが使えなくなったことを確認し、本物の家のカギをもらいます。

あとは、一条工務店の営業さんが記念撮影をしてくれて、後日データを送ってくれました。

ここまで長い道のりでしたが、営業のO氏にはお世話になりました。

家の完成後は営業さんとやり取りすることはあまりなくなり、何かあればアフターメンテナンスに連絡することになります。

その他

我が家は引き渡しの時点で外構工事が終わっていませんでした。

なので上の写真のように、アプローチや駐車場がまだ土の状態です。

ここから外構の完成までさらに1か月程度かかりました。

また、引き渡しの際にはまだテレビアンテナやインターネットは接続されていません。

これも後日工事を行いました。

引き渡しの時には電気と水は使えるので、まあ住めるよね、という状態です。

本当に完成した、というところまでは住んでからしばらく掛かりました。

まとめ

我が家の新築引き渡しの様子を紹介しました。

最初説明されたときは初めてのものが多いので戸惑いますが、住んで使っていれば慣れますね。

太陽光発電モニターも最初は発電量や消費量が気になって毎日見てましたが、今はたまにしか見ません。

あと、やはり引き渡し時は家がキレイですね。今はちらかってごちゃごちゃしてしまっています。

なんにせよ、丈夫で長持ちしてもらいたいです。

今後はメンテナンスや住み心地について書いていきたいと思います。

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