間取り詳細【2階トイレ】仕様やこだわり、後悔、オプション、電気設備

間取り詳細シリーズ、今日は【2階トイレ】を紹介します。

トイレはアクセントクロスやクッションフロアなどで遊び心を出せるエリアだと思います。特に2階トイレは家族以外はほとんど使いませんので、模様などを失敗しても目立ちません。

そこで我が家では、2階トイレのクロスやクッションフロアは派手目なのを選んでみました。また、2階にも水場がほしかったので、トイレに手洗い器を付けました。

結果として楽しいトイレになり、それなりに役立ってもいます。ちなみに、1階トイレについてはこちらです。

では詳細を見ていきましょう。

間取り図

2階トイレの周辺は上の図のようになっています。どの寝室からもアクセスはしやすいですし、階段上がってすぐでもあります。

なので夜トイレに行くのも行きやすいですし、1階のトイレが使用中の場合も2階にあがってすぐトイレに入れます。配置的にはアクセスしやすいトイレだと思います。

ただし、このトイレは北側子供部屋と接しています。そのため、隣接する部屋への音漏れが気になるところです。それがどの程度の物なのか、事前にはなかなかわかりません。うるさくて眠れないとかだと困ります。

そこで、子供部屋と接する壁面には吸音材を入れる防音施工と、壁に合板を入れる壁下地補強を施しました。吸音材で音を吸収し、合板で音を跳ね返すイメージです。これによって音はだいぶ低減されたのではないかと思います。今のところ、夜うるさくて眠れない、ということはありません。

ただし、やはり多少の音は聞こえます。何の音かというと、実は2階トイレと子供部屋との間の壁内に、排水管内の圧を逃がす通気弁があります。どうやらそこから音がしているようです。

子供部屋にいて、他の人にトイレの水を流してもらうと、通気弁のあるあたりから音が聞こえます。「そんなのあるなんて聞いてないよ!」と思いますが、配管の流れをよくするためには必要なようです。

1階でも書きましたが、扉の配置は子供のトイレの介助などがやりやすい配置だと思います。最近は下の子のトイレトレーニングも進み、よく自分から「ちーちー!」というので抱きかかえてトイレまで連れていくことが多いです。

トイレ仕様

2階トイレは1階トイレと同様に『標準のトイレ+手洗い器』という構成です。

1階トイレとの違いは、2階トイレは外壁に面しているので排気口を天井につけるための天井下がりは必要なく、また2階からの排水のためのパイプスペースも不要なことです。

そのため、1階トイレには付けられなかったウォールボックスが2階トイレには付いています。手洗い器を側面につけたため、サイドカウンターがないのは1階と同じです。

また、2階トイレには窓があります。

ウォールボックスがついたので、この中にトイレットペーパーを収納できます。背面カウンターには芳香剤などを置いています。手洗い用のハンドソープは2連ペーパーホルダーの上に置くことができます。

また、トイレの照明と換気扇は「かってにスイッチ」で自動でオンオフしてくれるので楽です。

アクセントクロス、クッションフロア

2階トイレにもアクセントクロスを施工しました。柄は1階とは違い、サンゲツのFE-1306にしました。

この柄は水彩画っぽいタッチで緑の木が書いてあり、自然の癒し効果のようなものを感じます。同じ柄で色違いもあるので、好みで選べます。

壁紙 (クロス) 糊なし

トイレの床はクッションフロアにしました。クッションフロアの柄はいくつか種類が選べますが、ここはCF4532としました。

これは茶色いタイルというか、レンガブロックっぽい模様です。アクセントクロスと合わせると、なんだかのどかな農村の風景の中にいるような気分になります。

アクセントクロスとクッションフロアを合わせた雰囲気は私は気に入っていて、窓と合わせて2階トイレは爽やかな解放感が醸し出されています。

部屋ごとに雰囲気を変えられるのは注文住宅ならではの面白い点です。

手洗い器

手洗い器は1階と同じくINAXのコフレルにしました。

本当は2階にセカンド洗面台があると便利だと思ったのですが、我が家では設置するスペースがありませんでした。なので2階になんとか水場を作るために手洗い器を付けました。

また、子供がトイレ後に手を洗うのに、手洗い器があったほうが洗いやすいです。

一応、自分の寝室にコップを置いてあるので、ここから水を汲んで飲めます。主に薬やサプリを飲む際に使っています。いや、別に大丈夫ですよ、水道の水ですし。私は気にしません。

でも最近は、下の子が台を使わなくても水栓に手が届くようになって、ここで水遊びをしてしまいます。周り中が水浸しになります。まだ口で言い聞かせても分からない年齢なので、困ってしまいます。

トイレ内の窓はJK2030です。2階トイレは天井下がりがないため1階トイレより天井が高く、窓もあるため少し広く感じます。

でもトイレまでいってハニカムシェードを上げたり下げたりするのはだんだん面倒になって閉めっぱなしになってしまいました。

2階トイレの窓は西向きなので、通常だとハニカムシェードは遮熱タイプとなります。ただここは、人が寝る部屋でもないし朝真っ暗になるのも微妙な感じがしたので光が通る断熱タイプにしました。

それはそれで、朝はハニカムシェードを通して柔らかい光が差し込むのでよかったと思います。

壁下地補強と防音施工

上のほうでも述べましたが、2階トイレの壁には下地補強が入れてあります。これは防音目的と、もしかしたら将来的にDIYで何か取り付けるかもしれないので、その下地用です。

何か『素敵なトイレ特集』みたいなもので「トイレに本棚をつけて図書館にする」という事例があって、いいかもと思いました。

でも実際はそんなに長くトイレにこもられても他の人が困りますね。

電気図面

電気図面は上のようになっていますが、特に変わったことはありません。

トイレは「かってにスイッチ」で照明も換気扇も自動で動かしてくれるので楽ですし、消し忘れもありません。トイレ内にスイッチがあるので、いたずらで子供に電気を消されることもありません。よい感じです。

照明は電球色のダウンライトです。照明用途としてはこれで十分です。インテリアにこだわるひとはオシャレなライトにするのでしょうけども、我が家は必要最小限でOKです。

追加したオプション

2階トイレで掛かったオプションはこんな感じです。

アクセントクロス(メーカー品)9,600円
壁下地補強7,500円程度
壁防音材施工15,000円
手洗い器77,800円

遮熱ハニカムを断熱ハニカムに変えるのは無料でした。逆に、断熱ハニカムを遮熱ハニカムに変えるのはオプション代がかかります。

また、1階と同じ手洗い器を2階にもつけたのですが、2階のほうが高いです。配管するのが2階の方が手間がかかるかららしいです。

良かった点、悪かった点

実際使ってみて良かった点、悪かった点はこんな感じです。

良かった点
  • アクセントクロスは面白い雰囲気になってよい
  • 手洗い器があると手を洗いやすい
  • コップで水を飲むくらいもできる
  • トイレ側面に扉だと介助しやすい
悪かった点
  • 隣の部屋に多少音は聞こえる
  • 子供が手洗い器で水遊びをしてしまう

どちらかというと1階より2階のトイレのほうがお気に入りです。手洗い器はシンクが小さいので、バケツに水を汲んだりはやりにくいです。

まとめ

我が家の2階トイレについて紹介しました。

4人家族なのでトイレ二つも要らないよ、という人もいるかもしれません。でも我が家はあってよかったです。

夜トイレに行くときもいちいち1階までいかなくてもよいですし、誰かと同時にトイレに行きたくなっても別々に入れます。それによる安心感は大きいです。

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