
以前の記事で、我が家の引き渡しの様子をお伝えしました。
工事期間中、ところどころ重要な工事では現場に見に行きましたが、全ての工程を見る時間はありません。
また、遠隔地で見に行けないという方もいると思います。
そんな時でも、一条工務店からは工事進捗報告書が工事の区切りごとに送られてくるのでありがたいです。
だいぶ以前に、基礎コンクリート部分の工事進捗報告書を紹介しました。
今回はその次の報告書で、土台から屋根仕舞いまでの工事進捗報告書をご紹介します。
それでは早速見ていきましょう。
土台の据え付け
前回の報告書ではコンクリートの基礎まで完成していました。
ここでははまず、そのコンクリートの上に木の土台を作っていきます。
この土台作りの部分は自分自身は見に行けませんでした。
でも報告書があるのでなんとなく感じはつかめます。
ひとつずつ見ていきましょう。

上の写真は土台や床板になる木材ですね。
場所は一条工務店の工場だと思います。
茶色い部分が木材で、白い部分は断熱材のようです。

一階部分の木材には薬剤の加圧注入処理がされています。
そのため、一階と二階の木材の色が違います。
一階の木材は緑色っぽくなっています。

新築現場では釘や接合部の金物も本部から送られてきたものを使います。

上の写真から建築現場ですね。
コンクリート基礎の上にスペーサーや土台が設置されています。
でもこの写真が我が家の現場なのかよくわかりません。
まあきっとしっかりやってくれたことでしょう。

土台の木材を支える金属の束ですね。
床下にもぐると束が立っているのが見えると思います。
高さ調整機能付きってことは、いつか調整が必要になるのでしょうか?

これは何でしょうか。
ねじ穴の周りにテープを貼っているのでしょうか。
気密性を高めるのは地道な作業なんですね。

これは床板の写真のようです。
パッキンは、床板の裏にあるのでしょうか?よくわかりません。
i-cubeはモノコック構造ということで、床板も耐震性に重要という位置づけです。

土台は基礎コンクリート完成後、わりとすぐに設置されてました。
その間は台風が来たりしていたので土台の上はブルーシートで養生されていましたが、多少濡れたかもしれませんが、問題ないそうです。
上棟、壁パネルや屋根の設置

ここからは壁パネルの据え付けです。いわゆる上棟ですね。
ここはクレーンで壁が宙を舞います。

釘を打つ位置にマーキングがされていて、打つ釘も支給されるので現場で間違いは起こりにくい仕組みだと思います。

壁パネルを据え付ける時は施主は外から見ているだけなのでこういった細かいところまでは見られません。
気密性にかかわってくるところなので、しっかりやってくれていると嬉しいです。
写真があるので少し安心ですね。

これはどれくらい調整可能なのかわかりませんが、ひとつずつ確認してくれるのは安心感があります。
引き渡し後に自分でチェックした時も、床の傾きは十分小さかったです。

システムクローゼットを何か所かに入れてもらいましたが、大きな不満はないです。
クローゼットの容積が天井いっぱいまではないので少し狭くなります。
「押入」という扱いのシステムクローゼットじゃないクローゼットにした場所もありますが、システムクローゼットは引き出しがついて来たりするので部屋によってうまく選択するとよいと思います。

現場で説明を受けたわけではないので、正直なんのことか分かりません。
まあ気密測定の結果は悪くはなかったので、ちゃんとやってくれたのでしょう。

天井部分も合板をしっかり固定することで一体化し、地震に強い構造にするようです。

上棟の1日目で1階部分までできました。
このあたりの工程は見に行ったので懐かしいです。

ストレート階段です。
横の壁は左側は下地補強が入っていて、右側は入っていません。
上り下りの足音はそんなに響かないと思います。

バルコニーの下地のようです。
バルコニーの防水は気になります。
下がリビングなのでこの防水が破れると雨漏りするので。
リビングの天井に小さな点検口もありますが、覗いても正直よく分かりません。

2階までできました。
ところで、ツインモノコックの「ツイン」は何をさしているのでしょうか。
一条のホームページを見たけどよく分かりません。

ここは天井裏になります。
やろうと思えば天井点検口から登ることができます。
実際見てもこんな感じです。

屋根の下地ですね。
屋根の防水もどれくらいもつのか気になります。
今のところ雨漏りはなさそうです。
最近はカンザイシロアリとかも懸念があるので、どうせなら2階や屋根も防蟻処理してくれればいいのにと思います。

どの部分が立ち上がりでどの部分が500 mmなのかさっぱり分かりません。
ガムスターというのは屋根の防水シートのことですね。
これが劣化すると雨漏りします。

外から見ると「木造だね」という感じがあまりしませんが、中から見ると木と断熱材でできた家ということがわかります。

基礎コンクリートに刺さっていた金属棒ですね。
これが家の柱と連結されて、家が基礎から浮き上がるのを防いでくれます。

これはどの部分でしょうか。
こんなペラい板とビスで大丈夫なのか?と思わなくもないですが、ただの素人の感想です。

これは1階と2階の間でしょうか?
ところどころこうやって固定してあるということですかね。
この辺は実際に見てないのでよく分かりません。
まとめ
工事進捗報告書【土台据え~屋根仕舞完了】について紹介しました。
見てもなんのこっちゃ分からない項目もありますが、全般的にはしっかりやってくれてる感があって安心できます。
次回は引き続き次の工事報告書を紹介しようと思います。