間取り詳細【洗面所と浴室】仕様やこだわり、後悔、オプション、電気設備

間取り詳細シリーズ、今回は【洗面所と浴室】です。

我が家の浴室は1.25坪タイプを選択しました。標準の範囲内で広い浴室が選べてお得です。

洗面所も1.25坪の広さとしています。これは、我が家は洗面所は脱衣所も兼ねているので1坪ではちょっと狭いと感じたのと、ワイドタイプの洗面台を入れたかったためです。

そのため、施工面積は増えてしまいましたが、結果としてとても満足しています。

それでは実際の中身を見ていきましょう。

洗面所、浴室の間取り図

間取りは上の図のようになっています。洗面所の隣はキッチンです。水回りが固まっていて家事動線はよいと思います。

キッチンと洗濯機置場を隣接させるのは妻からの要望でした。以前のアパートではキッチンと洗濯機が離れていたので、いろいろ同時並行で家事を進めるのがやりにくかったようです。新しい家では隣接しているのであちこち動き回らなくても家事をこなせます。

洗面所にはシステムクローゼットのひとつであるCQC-30DXを付けました。風呂に入るのに手近なところに下着やタオルを置いておく場所が必要なので。もしこれがなかったら、何か棚でも置かなければならなかったと思います。でも実際は棚を置くような場所もないので、困った事態になったでしょう。

我が家では風呂の残り湯を洗濯に使うので、洗濯機からのホースが浴槽に届く必要があります。浴槽の配置的に洗濯機から距離があるのでどうかな?と思いましたが、やってみたらちゃんとホースは届きました。

光が差し込まない暗いエリアを作りたくなかったので、洗面所にも窓が付いています。浴室も窓なしにはできないようです。

また、我が家の配電盤は洗面所の壁に設置されています。湿気のあるところで大丈夫かな?と思いましたが、建築士さんによると大丈夫とのことでした。他によい置場もなかったので、まあ仕方ありません。

そして洗面所の外にはエコキュートが置かれています。これはお湯を使う場所から離れていない方がよいということです。一番お湯を使う浴槽の間近にはなりませんでしたが、食洗器や流しのあるキッチンと浴室の中間あたりになったので、悪くないと思います。

洗面所の天井にはナノイーが設置されています。キャンペーンで3個設置できたので、玄関、ダイニング、洗面所にそれぞれ設置しました。生乾きのタオルの匂いを低減してくれるといいな、と思っています。洗面所には現在、下の子の使用済みおむつボックスも置かれており、それにしては匂いが少ないような気がしますので、効果はあるんじゃないかと思います。

それでは、個別の設備について見ていきましょう。

洗面台

i-cubeの洗面台は上のような感じです。はい、バリエーションは少ないです。i-smartならもっと選択肢があります。でもいいんです。私は気に入ってます。建具との統一感もありますし。

色はホワイト・ウォールナットにしました。明るく涼しげな感じの洗面所になります。洗面台の高さはH=800としました。妻はもっと高い方が使いやすかったようですが、ここは子供たちも使うのであまり高くしないほうがよいです。

洗面台のタイプはW111にしました。住宅展示場でこのワイドタイプを見て気に入り、宿泊体験棟で通常タイプの洗面台を狭いと感じたため、ぜひこのワイドタイプがほしいと思っていました。それをしようと思うと、1坪の洗面台では洗濯機と洗面台の両方を置くには足りず、幅を少し広げて1.25坪の洗面所となりました。

収納

洗面台自体の上部と下部、それと洗面台の鏡の裏には収納があります。そこには洗剤や歯ブラシ、ドライヤーや髭剃りを置くにはちょうどよいです。しかしそれだけだとバスタオルや子供たちの着替えを置いておくには足りません。宿泊体験棟や入居者宅訪問をする中で、やはり洗面所にはそれなりに収納をつけたいと思っていました。

そこで我が家では片側がブックシェルフでもう片側が棚になっているタイプのシステムクローゼット、CQC-30DXを付けることにしました。現在この収納には、バスタオル、フェイスタオル、子供たちの下着や洋服、下の子のおむつ、親たちのちょっとした着替え、などが入っています。

これがあることで、いちいち着替えを2階の寝室まで取りに行かなくてよいので、とても便利です。以前のアパートではタオルを置いておくために、別途小さめの棚を置いていたのですが、ここではそれが不要になって洗面所はすっきりしています。この収納がなかったらかなり生活は不便なものになっていたと思います。これはほんとに付けてよかったです。

クッションフロア、壁紙

我が家は洗面所の床はクッションフロアにしました。ここは風呂上りに子供たちが濡れた足で歩きます。そのためフローリングでは傷みますし、濡れた足でフローリングを歩くと滑ります。なのでクッションフロアがよいです。

クッションフロアはいくつかの柄から選ぶことができます。ここでは、壁紙と合わせて寒色系の涼し気なものとしました。壁紙は細かなタイルを敷き詰めたように見えるTWP2452を選びました。この柄には色違いでオレンジっぽい感じの暖色系のものもあります。どちらにするか悩みましたが、実際に貼ってみると、冬の寒い時はちょっと寒い感じの洗面所になりましたが、逆に夏の暑い時は涼し気な印象でよいです。

天井のクロスは建築士さんのおすすめでIC-0056となりました。

洗濯機まわりのオプション

洗濯機まわりではいくつかオプションを選ぶことができます。と言っても我が家ではオプションは採用しませんでした。洗濯機で温水が使える混合水栓は、風呂の残り湯を使えば不要ですし、洗濯機パンはドラム式にはサイズが合わないということなので付けても意味がありませんでした。なので我が家の洗濯機置場は標準の水栓と標準の排水用トラップが付いています。

洗面所の窓はJK2030が付いています。この窓は洗濯機の後ろにあります。そのため、ハニカムシェードを上下するのに少々腕を伸ばさなければなりません。それ以外は特に問題なく、洗面所に光を取り込んでくれます。でもここの窓は一度も開けたことがありません。将来的にも開けることはないような気がします。

浴室の窓はJK2042Uにしました。1マス分の横幅で、大きい方の窓ですね。大きい方が光をたくさん取り込めるかと思ってそうしましたが、これは失敗だったかもしれません。入浴するのはだいたい夜なので、外からの光はありませんし、窓が大きいと冬場に冷気を感じます。

浴室の窓はトリプルガラスではなく、マグネットブラインド入りの二重ガラスなので、他の窓よりも断熱性が落ちます。そのため、真冬は窓の近くはひんやりします。浴室の窓は一番小さいものでよかったかもしれません。

ただし、この窓は子供が浴室で使うおもちゃ置き場にはよいです。窓枠のくぼみが深く、おもちゃを置くのにちょうどよい高さにあるので、ゾウさんのじょうろだとかアヒルの人形だとか水鉄砲だとかが籠に入れて置いてあります。

浴室

我が家の浴槽はスタンダードタイプにしました。色はホワイトです。オプションでスクエアタイプや半身浴タイプが選べますが、値段もそれなりに掛かります。

今まで慣れ親しんできたのはスクエアタイプなので、標準の丸まっている形の浴槽はどうかな?と思いましたが、使ってみてそんなに違和感はありません。ただ、子供二人と同時に入るとさすがに身動きしにくいです。スクエアタイプのほうが多少なりとも広いので、もしかしたら子供と入るときに余裕があったかもしれません。

一条の浴槽は真空断熱曹で保温性がよくお湯がなかなか冷めません。これはたいへんありがたいです。私は帰宅が遅いことが多く一番最後に夜10時ごろ入浴するのですが、それでもお湯が温かいです。冬場はさすがに足し湯しますが、夏場はそのままで問題ありません。

浴槽のふたは取っ手のない真空断熱材のふたにしました。こちらのほうが断熱効果が高いということなので。重いですよ、と言われていましたが、まあそれなりに重いです。といっても、大人の力で開け閉めするには問題ないです。子供がいたずらして浴槽に落ちない、という意味ではよいです。ただ、老後は重くて大変かもしれません。その時はもっと軽いふたに替えた方が腰を痛めなくてよいかも。

浴室照明は電球色にしました。夜入るのがメインなので柔らかい感じの光がよいかなと思って。これは好みの問題だと思います。

浴室扉は開き扉にしました。中に人がいると開き扉だとぶつかるかな?と思って最初はオプションの折れ戸も検討しました。でも値段も掛かるし1.25坪タイプにできて退避スペースもそれなりにありそうなので、標準の開き扉のままとしました。結果として、開き扉でも問題なかったです。1坪タイプだと子供たちが浴槽外でキャーキャー遊んでいる時に扉を開けようとすると、ぶつかって開けにくかったかもしれませんが、1.25坪タイプだと問題なく開けられます。これはよかった。

また、開き扉にはタオル掛けが付いているのでここにバスタオルを掛けておけます。このタオル掛けは毎日活躍しています。実のところ子供たち二人と一緒に入るとタオルを掛けるスペースは足りないかもしれません。実際、自分の分のタオルは脇の洗濯機の上に置いています。オプションでタオル掛けを壁に追加することもできますが、有料ですし悩むところです。

エコキュート

エコキュートは370Lのお掃除機能付きにしました。ハイパワータイプではありません。宿泊体験で浴室シャワーを使ってみて、特に圧力の弱さは感じませんでした。なので水圧は普通です。

実際住んでみても、それで全く困っていません。これ以上水圧高くて、いったい何に使うんだ、という感じです。

お掃除機能については、建築士さんにすすめられて付けました。でも役に立ってるのかさっぱり分かりません。もはやどんな時にどんな働きをするのかも忘れてしまいました。まあ見えないところで働いてくれてるということでしょうか。

お湯の量も、一家四人で使っていますが、足りなくなったことはほとんどありません。沸かしなおしをしたのは住み始めでまだ湯量が最適化されてなかった時くらいです。急きょお湯が足りなくなっても、沸かしなおせばいい話ですし。時間と電気代が少しかかるくらいです。

壁下地補強

洗面所の壁には下地補強を入れてあります。これは、タオル掛けが追加でほしくなった時にDIYで付けようと思ったからです。また、子供が大きくなって思春期になったら、洗面所を半分に区切るカーテンをつけようかと思っています。子供の入浴中に洗面所が使えないのも不便なので、カーテンで仕切ればいいかなと。

ただ失敗したのは、壁には下地補強をしたのですが、カーテンレールを付けるのであれば壁よりも天井に下地補強をすべきだったと思います。でもできれば、壁や天井にビスを打ち込まなくてもうまくカーテンを設置できるものがあればいいんですけど。その辺は、DIY初心者なのでこれから学んでいきたいと思います。

電気図面

洗面所と浴室の電気図面は上のようになっています。特に変わったところはないです。コンセントも少し追加しましたが、掃除機をかける時に使うくらいです。洗面台にもコンセントは付いていますし。

洗面所にはナノイーをひとつ付けています。タオルなどが生乾きの匂いがするのを低減してくれるといいなと思います。実際のところどうなんでしょう。スイッチは切れますが、それで匂いがどうなるか嗅ぎ比べてもよく分かりません。

照明はダウンライトです。洗面所は昼白色にしました。その方が身支度しやすいかと思います。洗面台に付いている照明も昼白色ですしね。見え方のくっきりさは昼白色のほうがあると思います。

分電盤

我が家の分電盤は洗面所に設置されています。分電盤にはオプションでアレスタを付けることができます。雷によって電気機器が破壊されるのをある程度防いでくれます。

我が家はオール電化で太陽光発電ありですが、雷では全ての電化製品に故障の可能性があります。コンセントをつないでいればパソコンももちろん壊れる可能性があります。

雷による被害は火災保険で金額的には保障されますが、修理の手間やデータが消えるリスクを考えると、被害防止に力を注ぎたいです。そのためのアレスタです。

でもどの程度効果があるのかは分かりません。近隣の家がやられてうちが大丈夫だったら効果あったのかもしれませんが。でも何もないことを祈ります。

追加したオプション

洗面所、浴室まわりのオプションはこんな感じです。

壁下地補強5,000円
エコキュートお掃除機能14,000円
分電盤アレスタ10,000円
オプションクロス8,000円
ナノイーキャンペーンで無料

洗面所、浴室はオプションあまり付けてないです。豪華な浴室にしようと思ったらいろいろ付けられるのでしょうが、どれも高いです。我が家は標準の浴室ですが、特に問題ありません。

良かった点、悪かった点

実際使ってみて良かった点、悪かった点はこんな感じです。

良かった点
  • 洗面所につけたクローゼットはたいへん役立っている
  • ワイドタイプの洗面台はやっぱり気分がいい
  • 真空断熱曹の湯船はお湯が冷めにくくてよい
  • 1.25坪の浴室のお陰で子供二人と入ってもなんとかなる
悪かった点
  • 浴室の窓が大きいと真冬は寒い
  • 子供がいたずらで洗面所の鍵を締める

扉に鍵が付いていると、子供がいたずらで鍵を掛けて閉じこもったりします。それは設計時から予想できたので、鍵を付けるか悩みましたが、女性陣の意見を尊重して付けました。でもやっぱりいたずらで鍵で遊ばれます。やれやれ。

まとめ

我が家の洗面所と浴室について解説しました。おおむね満足しています。

実際の建築後の洗面所・浴室の様子はこちらの記事に書きました。

タオル掛けやカーテンレールなど、将来的にDIYの楽しみもあります。子供たちの成長に従ってうまく対応していきたいと思います。

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